フィルムセンターでのトークショー。
「映画プロデューサー・佐々木史朗」特集での『空がこんなに青いわけがない』(1993:柄本明)上映終了後のイベント。
今回の特集では、連日、佐々木史朗さんが、昼の回を観客と一緒にご覧になって、上映終了後に壇上に上がって立ったままトークするというスタイル。
「映画プロデューサー・佐々木史朗」特集での『空がこんなに青いわけがない』(1993:柄本明)上映終了後のイベント。
今回の特集では、連日、佐々木史朗さんが、昼の回を観客と一緒にご覧になって、上映終了後に壇上に上がって立ったままトークするというスタイル。
史朗さんのオフィスには、シナリオがよく送られてくる。必ず一度は読む。自分のところの範疇でないものは右に置き、ちょっと気になる本は、左側に置く。このシナリオはつかみどころがないけど、なんとも言えない味があって気になったので、左側に置いておいた。しばらくしてまた読んで、いいなと思う。
ある日、遊びに来た相米慎二に読ませたら、気に入った。
「監督させるとしたら、誰がいい?」と聞いたら、
「劇団東京乾電池の芝居の雰囲気に似ているから、柄本明かな」
「じゃ、おまえが責任を持って交渉して来たら」
ということで、相米慎二がプロデューサーをすることになった。
実際に相米はお飾りではなく、よく働いてくれました。スタッフは相米組のベストメンバーを集めてくれたし、主演の三浦友和さんの出演交渉もやってくれた。
ただ、久我美子さんだけは、「史朗さん、代わりに交渉してくれと」
なぜかというと、北海道での少年時代、『挽歌』以来の憧れの君だったということ。
ある日、遊びに来た相米慎二に読ませたら、気に入った。
「監督させるとしたら、誰がいい?」と聞いたら、
「劇団東京乾電池の芝居の雰囲気に似ているから、柄本明かな」
「じゃ、おまえが責任を持って交渉して来たら」
ということで、相米慎二がプロデューサーをすることになった。
実際に相米はお飾りではなく、よく働いてくれました。スタッフは相米組のベストメンバーを集めてくれたし、主演の三浦友和さんの出演交渉もやってくれた。
ただ、久我美子さんだけは、「史朗さん、代わりに交渉してくれと」
なぜかというと、北海道での少年時代、『挽歌』以来の憧れの君だったということ。