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平山秀幸トークショー

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 新文芸坐での、平山秀幸トークショーに参加。
 10月8日から行われている「平山秀幸映画屋街道40年記念祭り」の二日目。『マリアの胃袋』(1990:平山秀幸)と『ザ・中学教師』(1992:平山秀幸)の2本立て。柄本明が主演している『マリアの胃袋』上映後のトークショー。司会は山田耕大(『ザ・中学教師』のプロデューサー)、平山秀幸監督と柄本明との鼎談、という感じ。
「企画の発端は『死霊の罠』(1988:池田敏春)のPART2、というホラーの発注だった」
「でも、血みどろの世界は好みじゃないし、ブラックユーモアは日本じゃ受け入れないし、」
「きょうは久しぶりに見ようかと思ったけど、結局見なかった。いまだに正面きって見られない」
「批評は散々たる状態、ちあきなおみの唄だけよかった、というものもあった」
「田中小実昌さんだけ、星三つの評価をしてくれたので、うれしくてお礼のハガキを書いた」
「柄本明さんが東京乾電池を結成したあたりから、ずっと追っかけをやっていた」
「大森一樹さんに紹介したのは私で、それで『ヒポクラスたち』(1980:大森一樹)に起用された」
「そんなこともあって、監督デビュー作『マリアの胃袋』の主演として出てもらった」
「柄本明、大竹まこと、余貴美子の芝居がおもしろすぎて、カットを割るのを忘れてしまった」 
「なんでここでアップ撮らなかったの、と編集の富田功さんに叱られた」
などなど、40分間のトークショーは楽しいものでした。

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