『嫌な女』(2016:黒木瞳)を丸の内ピカデリー3にて見る。1100円。
堅物の弁護士・石田徹子と、詐欺まがいの行為で男から男へと渡り歩く自由奔放な従姉妹の夏子、全く対照的な二人。夏子の尻拭いばかりさせられている徹子ではあったが、それによって人間的に成長していく徹子のお話である。
吉田羊の初主演、ちょっと荷が重過ぎたのか、表情が硬く(役柄以上に)、主役としての頼りなさが感じられる。一方、木村佳乃は水を得た魚のようにイキイキと演じていた。でも、奔放な愛情表現のなかに潜むリアルな一面をもう少し出しても良かったかな。それを引き出せなかた黒木瞳監督の演出不足、、、。監督の次回作に期待しよう。
と、ここまではまあまあの印象であるが、この作品の最大の見どころは、永島瑛子の演技につきる。声といい表情といい、吉田羊を見守る母親のような慈愛に満ち溢れた演技は、この作品の主役といっても過言ではない。エンドクレジットで、止めに永島瑛子を持ってきたのが、何よりの証拠である。
永島瑛子のお陰で、この作品のグレードがあがり、よかった、よかった。
堅物の弁護士・石田徹子と、詐欺まがいの行為で男から男へと渡り歩く自由奔放な従姉妹の夏子、全く対照的な二人。夏子の尻拭いばかりさせられている徹子ではあったが、それによって人間的に成長していく徹子のお話である。
吉田羊の初主演、ちょっと荷が重過ぎたのか、表情が硬く(役柄以上に)、主役としての頼りなさが感じられる。一方、木村佳乃は水を得た魚のようにイキイキと演じていた。でも、奔放な愛情表現のなかに潜むリアルな一面をもう少し出しても良かったかな。それを引き出せなかた黒木瞳監督の演出不足、、、。監督の次回作に期待しよう。
と、ここまではまあまあの印象であるが、この作品の最大の見どころは、永島瑛子の演技につきる。声といい表情といい、吉田羊を見守る母親のような慈愛に満ち溢れた演技は、この作品の主役といっても過言ではない。エンドクレジットで、止めに永島瑛子を持ってきたのが、何よりの証拠である。
永島瑛子のお陰で、この作品のグレードがあがり、よかった、よかった。
2016年7月9日(土)鑑賞。
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キャスト 吉田 羊 石田徹子(弁護士) 木村 佳乃 小谷夏子(徹子の従姉妹) 中村 蒼 磯崎賢(新米弁護士) 古川 雄大 太田俊輔(絵画詐欺の元締) 佐々木 希 神谷真里菜(太田の婚約者) 袴田 吉彦 橋本敬介(橋本の息子) 田中 麗奈 敬介の妻 テット・ワダ 坂口博之 宅間 孝行 熊田喜昭(夏子の別れた夫) 金子 昇 嶋正義(夏子から偽絵画を買った男) 近藤 公園 西岡章夫(夏子と結婚するつもりだった農家の跡取り) 織本 順吉 近藤高明(橋本と同室の病人) 寺田 農 橋本敬一郎(夏子から介護を受けて幸せに死んでいく老人) ラサール石井 荻原道哉(弁護士事務所の所長) 永島 瑛子 大宅みゆき(弁護士事務所の事務員)「にほんブログ村」に参加しています。応援クリックお願いします。
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