『無伴奏』(2016:矢崎仁司)を丸ノ内TOEI2にて見る。1100円。
かなり以前、高校の同期の連中との飲み会で、「無伴奏」の話題が出た。小池真理子が仙台の高校出身で同学年ということは知っていたが、その時に初めて喫茶店の存在を知り、それを舞台にした小説を書いていたのも知った。小池真理子とは予備校で良く見かけたと言う奴もいて、ちょっと興味を持ち、小説を読んでみたりもした。
そして、今回の映画化。時代背景は1969年の仙台、大学紛争が高校に飛び火して、我が高校でも「生徒会解体、代議員制度への移行」「制服廃止」の運動が活発化し、全校集会が何回も行われていた。そんな世相をバックにした、女子高校生の政治的関心から恋愛へとのめり込むお話。恋人同士の会話に好きな作家で、カミュ、倉橋由美子、高橋和巳、などが出てきて、あの時代にタイムスリップしたような感覚。雰囲気は、バッチリ。でも、あの池松壮亮と斎藤工の関係がよくわからないし、その二人の関係を知っても、なおかつ恋愛が冷めない成海璃子の心理が理解できなかった。
館内のお客さんは、場所柄か、圧倒的に60代以上の男女。自分の青春時代を懐かしむため、という感じかな、、、、。
ちなみに、我が高校の服装自由化は、1970年3月に勝ち取り、それ以後卒業するまでの1年間、私は私服で学校に通った。代議員制度は、卒業してから確立された。この二本柱は、今現在も継続されている。
3月29日鑑賞。
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かなり以前、高校の同期の連中との飲み会で、「無伴奏」の話題が出た。小池真理子が仙台の高校出身で同学年ということは知っていたが、その時に初めて喫茶店の存在を知り、それを舞台にした小説を書いていたのも知った。小池真理子とは予備校で良く見かけたと言う奴もいて、ちょっと興味を持ち、小説を読んでみたりもした。
そして、今回の映画化。時代背景は1969年の仙台、大学紛争が高校に飛び火して、我が高校でも「生徒会解体、代議員制度への移行」「制服廃止」の運動が活発化し、全校集会が何回も行われていた。そんな世相をバックにした、女子高校生の政治的関心から恋愛へとのめり込むお話。恋人同士の会話に好きな作家で、カミュ、倉橋由美子、高橋和巳、などが出てきて、あの時代にタイムスリップしたような感覚。雰囲気は、バッチリ。でも、あの池松壮亮と斎藤工の関係がよくわからないし、その二人の関係を知っても、なおかつ恋愛が冷めない成海璃子の心理が理解できなかった。
館内のお客さんは、場所柄か、圧倒的に60代以上の男女。自分の青春時代を懐かしむため、という感じかな、、、、。
ちなみに、我が高校の服装自由化は、1970年3月に勝ち取り、それ以後卒業するまでの1年間、私は私服で学校に通った。代議員制度は、卒業してから確立された。この二本柱は、今現在も継続されている。
3月29日鑑賞。
キャスト 成海 璃子 野間響子 池松 壮亮 堂本渉 斎藤 工 関祐之介 遠藤 新菜 高宮エマ(祐之介の恋人) 松本 若菜 堂本勢律子(渉の姉) 酒井 波湖 レイコ(響子の同士) 仁村 紗和 ジュリー(響子の同士) 斉藤とも子 野間秋子(響子の母) 藤田 朋子 千葉愛子(響子の父の妹) 光石 研 野間幸一(響子の父)「にほんブログ村」に参加しています。応援クリックお願いします。
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