『おかあさんの木』(2015:磯村一路)を丸の内TOEI1にて見る。株主招待券。
鈴木京香のじっと耐え続ける姿に、ただ、涙、涙、涙、、、。
読み書きもできない貧しい農家の娘・鈴木京香が郵便局員・平岳大と結婚。子宝に恵まれ、次から次へと7人の男の子を出産。うち5番目は子どもができない姉の家に養子に出す。
幸せな家庭が、夫が心臓発作で亡くなってからが暗転。苦労して育てた息子たちは戦争へと取られていく。そのたびに桐の木を植え「無事で早く帰って来いよ」と呼びかける。やがて一人、二人、と戦死、、、。
最初は、お国のための出征、名誉の戦死も、じっと我慢していたが、五郎の時には我慢できずに、出征する列車に乗り込む息子の足を抱えて離さない。憲兵に足蹴にされても必死に離さない、、、。
このシーンに戦争への怒りが凝縮されているような気がする。庶民はただ、為政者に従うほかない。反抗したら、すぐ捕まってしまう。なら、どうしたらいいのだろうか、、、。
幸い、現代は70年前よりは幾分言論・行動の自由がある。今ならまだ間に合う、戦争に突入する前に、もう少し平和の意味を考えるべきではなかろうか、、、、。
6月14日(日)鑑賞
にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)
にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優
鈴木京香のじっと耐え続ける姿に、ただ、涙、涙、涙、、、。
読み書きもできない貧しい農家の娘・鈴木京香が郵便局員・平岳大と結婚。子宝に恵まれ、次から次へと7人の男の子を出産。うち5番目は子どもができない姉の家に養子に出す。
幸せな家庭が、夫が心臓発作で亡くなってからが暗転。苦労して育てた息子たちは戦争へと取られていく。そのたびに桐の木を植え「無事で早く帰って来いよ」と呼びかける。やがて一人、二人、と戦死、、、。
最初は、お国のための出征、名誉の戦死も、じっと我慢していたが、五郎の時には我慢できずに、出征する列車に乗り込む息子の足を抱えて離さない。憲兵に足蹴にされても必死に離さない、、、。
このシーンに戦争への怒りが凝縮されているような気がする。庶民はただ、為政者に従うほかない。反抗したら、すぐ捕まってしまう。なら、どうしたらいいのだろうか、、、。
幸い、現代は70年前よりは幾分言論・行動の自由がある。今ならまだ間に合う、戦争に突入する前に、もう少し平和の意味を考えるべきではなかろうか、、、、。
6月14日(日)鑑賞
キャスト 鈴木 京香 田村ミツ(おかあさん) 平 岳大 田村謙次郎(ミツの夫、郵便配達) 細山田隆人 田村一郎(長男、少年時代:永峯海大) 三浦 貴大 田村二郎(次男、少年時代:溝口太陽) 大鶴 佐助 田村三郎(三男、少年時代:工藤大空飛) 大橋 昌広 田村四郎(四男、少年時代:阿部大輝) 石井 貴就 田村五郎(五男、少年時代:高木煌大) 安藤 瑠一 田村誠(六男・ミツの姉夫婦の養子、少年時代:戸塚世那) 西山 潤 田村六郎(七男、少年時代:加藤瑛斗) 木場 勝己 田村徳兵衛(謙次郎の父) ? ミツの姉 ? ミツの夫(医者) 田辺 誠一 坂井昌平(謙次郎の郵便局の同僚) 志田 未来 坂井サユリ(坂井の娘) 奈良岡朋子 田村サユリ(五郎の妻) 松金よね子 村山ヨネ(産婆) 有薗 芳記 鈴木実(役場の兵事係) 下元 史朗 遺族支援団体幹部 神戸 浩 馬を供出する農民(ヨネの隣家) 波岡 一喜 小林哲也(反戦家) 大杉 漣 校長 ? ミツを取り調べる刑事 ? 二郎の上官将校 ? 二郎の上官将校の同期 森田 彩華 中華料理店の中国娘 ? 介護施設職員 市川 知宏 河辺(現代:農水省職員) 菅原 大吉 大野(現代:県職員)「にほんブログ村」に参加しています。応援クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)
にほんブログ村 映画ブログ 映画監督・映画俳優