『ぼんとリンちゃん』(2014:小林啓一)を新宿シネマカリテ・スクリーン2にて見る。1000円、パンフレット1000円。
ボーイズラブ(BL)やアニメ、ゲームが好きな女子大生・四谷夏子・通称ぼん(佐倉絵麻)と年下の幼なじみでアニメオタクの浪人生・友田麟太郎・通称リン(高杉真宙)がぼんの親友・みゆ(比嘉梨乃)ちゃんを同棲中の暴力男から救出するお話。
最初から最後までオタクワールド全開の摩訶不思議な世界。ぼんが妄想の世界に浸るときの抑揚のないオタク口調は、聞いているうちにリズミカルに感じられるのがおもしろい。
友達以上恋人未満、あるいは飼い主とじゃれつく子犬のようなぼんとリンの関係がまたおもしろい。共感はできなくともこの独特のキャラクターを演じきった佐倉絵麻と高杉真宙の今後に期待できそう。
小林啓一監督の長編デビュー『ももいろそらを』(2013)を見逃しているが悔やまれるが、そのうち見るチャンスはめぐってくるはず。この2作目でオタク青春世界を描き切った小林啓一監督、今後に注目していきたい。
ボーイズラブ(BL)やアニメ、ゲームが好きな女子大生・四谷夏子・通称ぼん(佐倉絵麻)と年下の幼なじみでアニメオタクの浪人生・友田麟太郎・通称リン(高杉真宙)がぼんの親友・みゆ(比嘉梨乃)ちゃんを同棲中の暴力男から救出するお話。
最初から最後までオタクワールド全開の摩訶不思議な世界。ぼんが妄想の世界に浸るときの抑揚のないオタク口調は、聞いているうちにリズミカルに感じられるのがおもしろい。
友達以上恋人未満、あるいは飼い主とじゃれつく子犬のようなぼんとリンの関係がまたおもしろい。共感はできなくともこの独特のキャラクターを演じきった佐倉絵麻と高杉真宙の今後に期待できそう。
小林啓一監督の長編デビュー『ももいろそらを』(2013)を見逃しているが悔やまれるが、そのうち見るチャンスはめぐってくるはず。この2作目でオタク青春世界を描き切った小林啓一監督、今後に注目していきたい。